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ますやま整骨院 院長の増山です。
ぎっくり腰や膝の痛み、肩の痛みなどの辛い痛みがあるとき、少しでも痛みを緩和させようと患部を温めたり、冷やしたりしますが、どちらがいいのか悩みますよね?
私も学生時代、部活で捻挫した時どっちがいいか分かりませんでした。
今回は、温めるべきか冷やすべきか悩んだ時に判断するポイントをお教えします。
まず、冷やすと痛みが緩和するのは急性外傷の場合です。
急性外傷とは、ぶつけたり、捻ったり、何かをきっかけに急に痛みが出たものと思ってください。
肉離れや打撲、捻挫などがこれに当たります。
急性外傷は自己治癒能力による修復過程で炎症反応が起こります。
この炎症反応は修復には必要なものですが、温める(血流が良くなる)と広がる性質をもっています。
なので外傷後、お風呂の湯舟で身体を温めたり、飲酒により血流が良くなるとその後痛みの範囲が広がり、強くなります。
なので炎症反応がおきている72時間は温めることは控えてください。
怪我した当日から翌日までは患部を冷やすと炎症を最小限にし、二次的に引き起こされる腫れも少なくて済みます。
なので、ぎっくり腰も急性症状の一つなので、まずは冷やしてください。
ただし、レイノー病などの循環器障害がある場合は良くない場合もあるので気を付けてください。
急性期が過ぎた3日目以降は温めた方が痛みが軽減し、修復に必要な栄養も血液で運ばれ、治癒が早まります。
もちろん、怪我した後も負荷をかけ続けていると炎症反応が続いてしまっている場合もあるため患部に熱感がある場合は、温めるのは控え医療機関で見てもらいましょう。
炎症反応があるか無いかの判断基準のひとつに「じっとしていて痛むかどうか」があります。
関節または筋肉を動かさなくてもズキズキ痛む場合は、炎症反応がある可能性が高いです。
そんな場合は温めるのは控えましょう。
もし、冷やすか温めるか悩んだときは当院にご相談ください。