よくある乳幼児の腕の怪我

先日、うちの子供が目を離した隙に腕を怪我したらしく、急いで自宅に戻り診察。予想はしていたのですが、やはり肘内障。

 

肘内障とは、肘の関節を構成している骨から靭帯が外れかかる怪我です。

肘を伸ばした状態で引っ張ったりするとなります。


外れかかった靭帯をもとに戻す整復操作をすると、すぐに症状は治まります。

うちの子供も整復数分後には普通に痛めた方の腕で重いおもちゃを鷲掴みしながら遊んでいました。


子供に次のような症状がみられるときは肘内障の可能性が高いです。

・受傷原因がはっきりせず腕が痛いと言ってる。

・痛いところに腫れや発熱はない。

・痛い方の腕をあげられない(バンザイできない)。

・手のひらを返すことができない(手のひらを上にできない)。


上記のポイントにいくつか当てはまるようでしたら、ご連絡もしくはご来院ください。