ぎっくり背中!?

東海村、那珂市、常陸太田市からも通院しやすい

ますやま整骨院 院長の増山です。

 

ここ数日、朝晩の気温差が大きく「寝違え」や「ぎっくり腰」が急増していますが、

そんな中に強い背中の急な痛みを訴えてくる患者さまも数名いました。

 

そう「ぎっくり背中」です。

 

ぎっくり腰ほど多くはありませんが、たまに「ぎっくり背中」に該当する方がいます。

 

発症原理は「ぎっくり腰」とほとんど一緒です。

 

気温差や身体の疲労、血流低下などの要因が重なり、不用意な動きや急な負荷がかかる動きをした時に発症します。

 

ぎっくり腰と同じで、その場で動けなくなるような痛みを出す場合もあれば、違和感を感じてから時間をかけて痛みが強くなる場合もあります。

後者の違和感を感じてから時間が経って強い痛みが出ると「ぎっくり腰」と思わない方もいるようですが、実は同じ「ぎっくり腰」なんです。

 

損傷した組織の痛みのレセプター(センサーみたいなもの)が少ない部位か多い部位かの違いなんです。

 

例えば、「肉離れ」と「筋肉痛」の違いと同じです。

 

肉離れは皆さんイメージするように運動している最中、急な筋肉の痛みに襲われます。

筋肉が傷つき発症するのですが、細かくみると筋肉繊維だけでなく筋繊維包んでいる筋膜と呼ばれる組織にまで傷がついています。

筋膜には、痛みのセンサーが多く存在しその場で強い痛みが出ます。

 

筋肉痛は強い運動をした後、時間が経ってから筋肉が痛みます。

これは激しい運動により筋肉繊維のみが壊れ、筋膜が傷ついていない状態で、壊れた筋線維の残骸が時間が経つにつれ痛みの物質に変化し発症します。

筋線維には痛みのセンサーがほとんど無いので、筋線維だけの損傷ではその場で強い痛みとなり発症することはありません。

 

このような事から痛みの出るタイミングに差が出るのです。

 

そんな「ぎっくり背中」治療は調整する筋肉に違いがあるだけで、日常生活の注意点や治癒期間などに大きく差はありません。

 

・受傷当日の湯舟は控える。(炎症過剰により痛みが増幅します)

・酒、たばこは控える。(急激な血流変化などにより痛みが増幅します)

・しっかり睡眠時間を確保する。

・仕事や家事で身体を動かさなくてはいけない場合、腰部または骨盤ベルトで保護する。

 

これらを守ると回復が早くなります。

 

もちろん、治療を受けることをおすすめします。

 

痛みが強い時は治療を受けるべきか悩まれるでしょうが、当院では出来るだけ早期に施術を受けることをオススメしています。

 

その方が間違いなく早期に治ります!

 

まだまだ、寒暖の差がある日が続きます。

万が一「ぎっくり背中」「ぎっくり腰」「寝違え」になってしまったら、当院にお任せください!!

 

当院オリジナルの骨格・骨盤矯正がお役に立てると思います。